飲料水大全~日本の軟水編~
こんばんは、rodius11です。前回の予告で「比較的入手難易度の低い日本の水」をご紹介すると言ってたんですがやっぱり硬度による分類に変えることにしました。ということで今回は「日本の軟水編」です。どのくらいの硬度が軟水に当たるのかは意見が分かれるところですが今回は硬度100mg/L以下のものを軟水としてざっくりご紹介したいと思います。
・財宝
鹿児島の天然アルカリ温泉水です。pHは8.9です。スーパーではあまり売られておらず、インターネット通販での箱買いが主な入手ルートです。しかしながら(少なくとも九州では)そこそこ知名度が高く、飲んだことがある方は多いのではないでしょうか。
このデフォルメされた西郷どんが印刷されたボトルは「かごんまラベル」というらしいです。
舌触りは実際の硬度よりも硬く感じられます。硬いといってももともとの硬度がとても低いので一般的な軟水のお水と同じくらいです。またほんのりとした甘さがありますが主張しすぎないのでとても飲みやすく、後口はトロリとしていて硬度4mg/Lのお水の割に飲みごたえがあります。成分表をみるとシリカが入っているようですのでその影響かもしれません。
採水地は鹿児島県垂水市、硬度は4mg/Lです。
・甲州塩山名水
さきほどの財宝に続き割と少数派のはずのアルカリ天然水を連続でご紹介します。この商品はどこかに宿泊した際に貰ったものらしいです。友達からもらいました。こちらはpH9.0のアルカリ天然水となります。
温泉水ではないのですが少し硫黄っぽいような匂いが鼻を抜けます。とはいえ軟水ですので飲みやすく、口当たりはトロっと、後口はサッと引くような感じです。甘さは控え目ですがじんわりと口に広がります。
採水地は山梨県甲州市、硬度は11mg/Lです。
・白州汲みたて天然水
洋菓子チェーンのシャトレーゼで販売されている商品です。シャトレーゼは山梨県甲府市に本社があり、この商品は白州工場内で採水されたお水を使用しているようです。
サラサラとした口当たりで柔らかく甘みがありスルッと消えるような後口で、まさに日本の天然水といった感じです。それもそのはず、日本国内で製造されている飲料水は銘柄は違えど山梨県内で採水された水を使用しているものが多いのでもはや日本の天然水≒山梨の天然水と言っても過言ではないかも知れません。
採水地は株式会社シャトレーゼ白州工場、硬度は記載なしです。
・終わりに
今回は日本の軟水をご紹介しました。当初の予定ではあまり見かけない銘柄を買い集めて一本一本ご紹介しようと思っていたのでよく見る商品のレビューが無いのですがこれからドンドンご紹介していこうと思います。次回は海外の天然水(超軟水・軟水)をご紹介しようと思います。では。