飲料水大全~外国の中硬水編~
みなさんこんばんは、前回早めの更新を宣言していたにも関わらず思いっきり時間が空いてしまいましてごめんなさい。昨今の外出自粛のせいで今回ばかりは言い訳不能です。ただサボってただけです。
それでは今回の本題に入っていきたいと思います。今回はタイトル通り海外の中硬水に絞ってご紹介したいと思います。※なお、この記事では硬度が101~299mg/Lのものを中硬水とさせて頂きます。
・ティナント
トップバッターはティナントというイギリスの中硬水です。パッと見でわかるこの個性的なボトルのデザインは著名な工業デザイナーであるラブグローブ氏の手によるもので奇抜なデザインながらも持ちやすく、しっかりと実用を考えてデザインされています。ちなみにこの商品は美大生に人気があるようで知人によると某美大ではキャンパス内でこのティナントを見る機会がかなり多かったそうです。
口ざわりはサラッとしていますが少しだけとろみがあります。口に含むとふわっとやさしくて何とも形容しがたい匂いが鼻を抜けます(不快な匂いではありません)、味は牛乳の後口を何倍にも薄めたような味が微かに感じられますがこれはカルシウムの含有量が多いこととマグネシウムの含有量が低く、特有の鉄臭さが抑えられているからでしょう。さらにこの硬度のお水としては珍しく軟水のような甘さもあります。後口はサラサラとしていて、硬度が100を超えるお水としてはかなり飲みやすいです。ティナントは1本200円程度とちょっと高めの商品なので以前飲んだ際は「値段と味が見合ってなくて
ボトルにお金かけすぎたのかな」とか思ってたんですが単に筆者の舌が未熟なだけであり、実際は特徴的なボトルと個性的でおいしいお水が合わさってこのお値段はコスパが高いです。普通においしかったです。
採水地はウェールズ、硬度は102mg/Lです。
・フィジーウォーター
その名の通りフィジー島のお水です。この商品もボトルのデザインがオシャレで前回ご紹介したCLEAR ALASKAN GLACIALのように前面のラベルが透明になっていて後ろのラベルが透けて見えるというボトルになっています。
口あたりは柔らかく、少しだけトロッとしています。味はほとんどなく、硬度は106なのですが同じくらいの硬度のお水と比べ非常に淡泊な味わいです。のど越しはとても良く、一切喉に引っかかることなくスルリと消えていきます。ミネラル成分は少ないのですがこれは島国であるフィジーのお水ということで地中にしみこむ時間が短いからと考えられます。しかしながらしっかりとろ過された味わいでおいしいお水です。
採水地はヤンガラ・ビチレブ、硬度は106mg/Lです。
・ナティーア
お次は天然水大国イタリアのお水です。それにしてもイタリアは本当に様々な種類のお水があって羨ましいですね。さて、このお水の外観上のポイントは何と言っても750mlという比較的大きな瓶入りであることでしょう。瓶入りのお水といえば無炭酸のものよりも炭酸水のイメージが強いのですがこのお水は珍しく瓶入りの無炭酸水です。これには理由がありまして実はこのナティーアはフェッラッレという舌を噛みそうな名前の炭酸水から炭酸を抜いたお水なのです。そのためフェッラッレと同じ瓶にボトリングされています。
口あたりはトロッとしていて中硬水にも関わらずほとんどミネラルの味を感じさせません。味の主張が弱いのはマグネシウムの含有量が少ないからかも知れません。一方シリカが含まれているのでトロっとした口あたりになったと考えられます。さらに匂いもほとんどなく、とても中硬水と思えないほど飲みやすいお水であり目立つ特徴は無いもののレベルの高さを感じさせてくれるお水ですのでお酒等の割り水として使っても良さそうです。
採水地はリアルド、硬度は120mg/Lです。
・JUSTWATER
JUSTWATERはウィル・スミス氏のご子息であるジェイデン・スミス氏が立ち上げたミネラルウォーターブランドで、セブンイレブン限定で2019年7月11日から発売開始となった比較的新しい飲料水です。現在は東京・大阪・福岡・沖縄のセブンイレブンのみで販売されているようです。私は福岡県在住なのですがこれまで店頭で見たことなかったので実際に販売している店舗は少ないのかも知れません。ちなみに先日大阪に行った際に入手しました。この商品の最大の特徴はボトルです。ペットボトルを使用せずブルガリア飲むヨーグルトのような紙のパックにボトリングされています。このボトルとキャップはすべてリサイクル素材が使用されているそうです。さらにポップなカラーでシンプルでスッキリとしたデザインなのでスタイリッシュで売り場でも目立ちます。
口あたりはトロリとしていて硬水特有の鉄っぽいにおいが無く飲みやすい中硬水です。しかし少しだけ紙パックの匂いがします。
採水地はバリーミナ、硬度は130mg/Lです。
・SOLAN DE CABRAS
スペインの中硬水です。まず目を引くのが独特なボトルの形状です。どっしりとしていて飲み口が広い独特のデザインです。また、しっかりと強度もあるので飲んだ後は水筒代わりにもできます。筆者はロードバイク用の給水ボトル代わりにしていました。なお今回ご紹介するのはピンク色のかわいいボトルですが青のかっこいいボトルの方がよく見かけます。また、スペインのサッカーチームであるレアルマドリードの公式ドリンクだそうです。肝心の中身についてもレベルが高く、中硬水の中では一番好きなお水です。
口あたりはトロリとサラサラの中間くらいで硬度の割に飲みやすいです。口に含むとミネラル成分由来の少し鉄っぽいにおいが鼻を抜けますが味はそこまで苦いわけではなく割とゴクゴク飲める部類かなと思います。後口は少しザラザラとしていて上手に淹れた紅茶の最後の一口を飲む時の舌触りに似ています。先ほども申し上げた通り筆者は中硬水の中では現状はこれが一番好きです。
採水地はベテータクエンカ、硬度は260mg/Lです。
・終わりに
今回は中硬水というはっきりとした基準がないあいまいなカテゴリーに属するお水をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?次回は海外の硬水・超硬水に絞ってご紹介しようと思います。次回の記事をもちまして一応このシリーズは終わりにさせて頂こうと考えております。今度こそ早めに更新しようと思います。
では。
飲料水大全~外国の超軟水・軟水編~
皆さんこんばんは、お久しぶりです。前回の記事からだいぶ時間が空いてしまいました、すいません。更新が途絶えている間に筆者は高専を卒業して新社会人になりました。金が無さすぎる死にそう。私をここから救い出して。そんなわけで割と忙しかったのですがやっと少し時間が取れたので投稿しようと思います。
そんなわけで今回はタイトル通り外国の超軟水・軟水を取り上げてみようと思います。
なお、この記事では硬度10mg/L以下を超軟水、硬度10~100mg/Lのものを軟水とさせて頂きます。
・izer
トップバッターはizerというマレーシアのお水です。こちらの商品はミネラルウォーターではなく飲用精製水で硬度はなんと2mg/L、つまり飲用に調整された純水です。前回ご紹介したTOKYO SKYTREEと同じくRO膜処理水となります。違いはあちらの商品が飲みやすいように日本の一般的な軟水に似たミネラルを添加していたのに対してこちらはほぼ何も添加していない「飲める純水」だという点です。
口あたりなどもはや無いに等しく、口に含んだ瞬間ものすごい甘さが口いっぱいに広がり、人口甘味料を口に含んだときのように舌の端がスース―する感じがします。
後口は無く、気がついたら消えています。とても飲みやすい反面やはり甘みが強すぎて
好みが分かれると思います。私はもういいかな…
採水地はセランゴール州バラゴン、硬度は2mg/Lです。
・Sant'Anna
続いてはイタリアの超軟水、サンタンナです。こちらは時々スーパー等にも置かれていますが基本的にはネット通販での購入となります。こちらの商品はスティルウォーター(炭酸無し)とカーボネートウォーター(炭酸水)がありますが、今回ご紹介するのはスティルウォーターです。ボトル形状が特徴的でなんだかかわいらしいデザインです。なおボトルの材質は柔らかくて強く握ると潰れてしまいそうです。
超軟水にも関わらず甘さがほとんどありません。口ざわりはトロりとしており後口はスッと引くので非常に飲みやすいです。また同等の硬度の日本の天然水では薄い消毒のような香りが微かに感じられるのですがこちらの商品では一切感じられません。これはサンタンナが無殺菌の生水だからでしょうか(日本の天然水は殺菌が義務付けられていますが欧州の天然水は徹底した水源地の保護と非常に厳しい基準があるため無殺菌でも販売できます)サンタンナは現地では赤ちゃんにも飲ませられる水として人気があるそうですが(赤ちゃんに硬水を与えるとお腹を壊すことがあります)それも納得のおいしく飲みやすいお水です。
採水地はイタリアのクーネオ県レブルアン、硬度は8.1mg/Lです。
・BlueSpringPremium
こちらはニュージーランドの超軟水です。ニュージーランドってあまりミネラルウォーターのイメージが無いんですが実際のところどうなんですかね。この商品は現時点で販売している実店舗は一店しか知りません。まあ九州の田舎者の行動範囲内に無いってだけで都市圏では意外と取り扱い店舗があるのかも知れません。
飲んだ瞬間「日本の水とほとんど同じ味がする」と感じました。シリカが含まれているのは財宝温泉水と同じですね。口ざわりは優しく、サラサラしており後口はしみこむといった感じで液体の存在を感じさせずに溶けるような喉越しです。甘さはありますが優しく、口内への刺激が少ないです。また超軟水にも関わらず硬水・中硬水のような匂いがする不思議なお水です。こちらは非常に飲みやすくおいしいのでオススメです。問題は取り扱い店舗がほぼ皆無ということなのですが…
採水地はニュージーランドのプタルル、硬度は10mg/Lです。
・Surgiva
イタリアの軟水でヨーロッパでは少数派の軟水です。「Surgiva」と書いて「スルジーヴァ」と読みます。私は初見では読めませんでした。瓶入りでカッコいいです。イタリアは軟水、硬水、無炭酸、炭酸水と幅広い種類のお水が楽しめる天然水大国です。こちらの商品もあまり取り扱い店舗が無いのですが、たまにデパ地下等の高価格帯の商品を取り扱うお店に置いてあります。
口ざわりはサラサラとしていて甘さもにおいもありません。もちろん雑味もありません。ほぼ無味無臭ですがしっかりと研ぎ澄まされています。ここまでクセがないとワインや日本酒の仕込み水としても十分使えそうです。後口は喉にしみこむような感じで一切舌に残りません。見た目通りかなり上品なお水でした。
採水地はトレンティーノ・アルト・アディシエ州、硬度は21mg/Lです。
・KONA DEEP
こちらはハワイ州のコナ沖で採水された海洋深層水です。その名もKONA DEEP。分かりやすいですね。ボトルはオーソドックスな形状ながら主張の強いラベルがインパクトを与えます。こちらの商品も実店舗で販売しているのは一店しか知りません。
口あたりはツルンとしていて口に含んだ瞬間、少し塩のようなミネラルの味がする!と感じますがそれは錯覚ですぐにじんわりと甘みが染み出してきます。この商品は軟水なのですが海洋深層水なので普通の軟水に比べてナトリウムの含有量が多いのに他のミネラルは普通の軟水ほどしか含まれていないことにより、ナトリウムの味のみが強調されてこの不思議な味になったと考えられます。後口は軽く、飲み込むとスッと溶けて消えていきます。
採水地はハワイ州コナ沖の水深3000フィート地点、硬度は記載なしです。
・クリスタルガイザー(正規輸入品)
言わずと知れた海外ミネラルウォーターの大定番、クリスタルガイザーです。これは皆さん一度は口にしたことがあるんじゃないでしょうか。今回ご紹介するのは正規輸入品(青キャップ)です。なぜこんな言い方をするのかと言うとクリスタルガイザーには大塚食品が正規輸入しているタイプ、通称「青キャップ」と並行輸入品の通称「白キャップ」の二種類があり、名前は同じですが採水地が異なります。見分け方としてはその名の通りキャップの色です。正規輸入品のキャップは青く、並行輸入品のキャップは白いです。また硬度も異なり味も違うのですがあまり詳細に書いたところで誰も興味がないと思うのでこの辺にしておきます。もし興味がありましたら調べてみて下さい。
トロリとした口ざわりでふわっと甘みが立ち上がってきますが、決して強いわけではなく終始脇役に徹しています。雑味が無くスッキリとした後口は雪解け水をそのまま飲んでいるようです。一方で日本の天然水のような匂いがあるのでこれはやはり殺菌処理由来のものなのかも知れません。(アメリカも日本同様殺菌処理しないと天然水として販売できませ)私はこれまで色々なお水を飲んできましたが原点にして頂点、やはりクリスタルガイザーが一番自分に合っていると感じます。
採水地はウィード(シャスタ水源)、硬度は38mg/Lです。
・ロクサーヌ
コストコで売られているお水です。(名前が某タイヤショップのホイールに似てますね)この商品は実は並行輸入品のクリスタルガイザー(白いキャップ)と中身が同じなのでレビューするか迷ったのですがせっかく手元にあるのでレビューしたいと思います。
口あたりは柔らかく、サラサラとしています。口に含むと強い甘さと独特の匂いが鼻を抜けます。後口は軽く、スッと引いていきます。このお水は独特の匂いがするわ甘みが強いわ雑味があるわで正直これよりおいしいお水はたくさんあるのですが気軽に飲めて常飲するにはもってこいのお水です。
採水地はウィード、硬度は記載なしです。
先ほどのクリスタルガイザーと並んで非常に有名なミネラルウォーターで、一般的に外国産のミネラルウォーターと言えばエビアン、ボルヴィック、クリスタルガイザーではないでしょうか。ド定番すぎてレビューするか迷いましたがたまには初心にかえることも大切です。
口あたりはサラサラしています。口に含むと少し甘みがあり、舌の上でじっくり味わうとわずかにミネラルの味を感じることができます。後口はトロっとしており非常に飲みやすいです。匂いはありません。
採水地はフランスのボルヴィック、硬度は60mg/Lです。
・CLEAR ALASKAN GLACIAL
この商品はその名の通りアラスカ氷河湖から採水されたお水です。氷河から採水されたということで分類的には雪解け水になると思うのですが味の方はどうなんでしょうか。ここで少しボトルについて触れておきたいと思います。このボトルはフィジーウォーター同様、正面のラベルを透明にすることで後ろ側のラベルが透けて見えるようになっています。この商品では雪の結晶のデザインが透けて見えるようになっていて大変オシャレです。
口ざわりは非常にサラサラとしていて口に含んだ瞬間未体験の味が口いっぱいに広がります。とても上品な甘さがあり、初めはサラサラとしていたのがすぐにしっとりとした口ざわりに変化し、まるでアイスクリームを飲んでいるようです。
これはミネラルウォーター界のハーゲンダッツと言っても過言ではありません。まさに唯一無二の味わいです。後口はスルッと溶けるような味わいです。また、匂いも少し変わっていて、少しカシューナッツにも似た匂いが鼻を抜けていきます。
先ほど、「分類的には雪解け水」だと言ったのですが前言撤回します、これはまごうことなき「氷河湖水」です。まさか雪と氷でここまで変わるとは…今まで様々なお水を飲んできましたが一番衝撃を受けました。
採水地はアラスカ州エクルートナ氷河湖、硬度は79mg/Lです。
【追記】この商品はすでに販売終了となっているようです。この味をもう堪能できないのが非常に惜しまれます。
・終わりに
今回は海外の超軟水・軟水特集ということで様々な種類の9つのお水をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。多分見たことも聞いたことも無いお水が多かったと思います。これだけマニアックなお水をたくさんご紹介できて筆者は満足しています、気軽に「飲んでみて!」とは言えないのがつらいですが…
さて、次回も引き続き外国のお水シリーズで、今度は中硬水に絞ってご紹介していこうと思います。なるべく早めに投稿しようと思いますのでよろしくお願いします。では。
飲料水大全~日本の軟水編~
こんばんは、rodius11です。前回の予告で「比較的入手難易度の低い日本の水」をご紹介すると言ってたんですがやっぱり硬度による分類に変えることにしました。ということで今回は「日本の軟水編」です。どのくらいの硬度が軟水に当たるのかは意見が分かれるところですが今回は硬度100mg/L以下のものを軟水としてざっくりご紹介したいと思います。
・財宝
鹿児島の天然アルカリ温泉水です。pHは8.9です。スーパーではあまり売られておらず、インターネット通販での箱買いが主な入手ルートです。しかしながら(少なくとも九州では)そこそこ知名度が高く、飲んだことがある方は多いのではないでしょうか。
このデフォルメされた西郷どんが印刷されたボトルは「かごんまラベル」というらしいです。
舌触りは実際の硬度よりも硬く感じられます。硬いといってももともとの硬度がとても低いので一般的な軟水のお水と同じくらいです。またほんのりとした甘さがありますが主張しすぎないのでとても飲みやすく、後口はトロリとしていて硬度4mg/Lのお水の割に飲みごたえがあります。成分表をみるとシリカが入っているようですのでその影響かもしれません。
採水地は鹿児島県垂水市、硬度は4mg/Lです。
・甲州塩山名水
さきほどの財宝に続き割と少数派のはずのアルカリ天然水を連続でご紹介します。この商品はどこかに宿泊した際に貰ったものらしいです。友達からもらいました。こちらはpH9.0のアルカリ天然水となります。
温泉水ではないのですが少し硫黄っぽいような匂いが鼻を抜けます。とはいえ軟水ですので飲みやすく、口当たりはトロっと、後口はサッと引くような感じです。甘さは控え目ですがじんわりと口に広がります。
採水地は山梨県甲州市、硬度は11mg/Lです。
・白州汲みたて天然水
洋菓子チェーンのシャトレーゼで販売されている商品です。シャトレーゼは山梨県甲府市に本社があり、この商品は白州工場内で採水されたお水を使用しているようです。
サラサラとした口当たりで柔らかく甘みがありスルッと消えるような後口で、まさに日本の天然水といった感じです。それもそのはず、日本国内で製造されている飲料水は銘柄は違えど山梨県内で採水された水を使用しているものが多いのでもはや日本の天然水≒山梨の天然水と言っても過言ではないかも知れません。
採水地は株式会社シャトレーゼ白州工場、硬度は記載なしです。
・終わりに
今回は日本の軟水をご紹介しました。当初の予定ではあまり見かけない銘柄を買い集めて一本一本ご紹介しようと思っていたのでよく見る商品のレビューが無いのですがこれからドンドンご紹介していこうと思います。次回は海外の天然水(超軟水・軟水)をご紹介しようと思います。では。
飲料水大全~ご当地水編~
こんばんは、rodius11です。今回も前回に続いて飲料水の紹介をしていこうと思ってます。前回の終わりに次回は「入手難易度が比較的低い飲料水を紹介します」と言ったんですが予定を変更しまして今回はお土産コーナーに売ってるような水、いわゆる「ご当地水」をご紹介します。2本しか無いのですぐ終わると思います。
・nunobiki no mizu
こちらは兵庫県神戸市のご当地水になります。お土産で貰いました。神戸ポートタワーの形をしたかわいいボトルです。一般的な500mlペットボトルよりも背が高いのですがスリムなモデル体型ですので内容量は少し少なめの270mlとなります。個人的には錨型の紙製ラベルに情報が集約されておりボトルにラベルフィルムが巻かれていないこと、デザイン優先ながらも持ちやすくて十分な強度がある事など水自体のクオリティももちろんですがボトルのデザインもお気に入りです。
神戸市中央区で採水された「布引の水」をボトリングした商品です。硬度は113mg/Lで
日本では珍しい中硬水です。比較的硬度が高いですが味はバランスが取れており、ミネラル成分特有の飲みにくさもありません。口当たりはしっとりとしており、ゴワついた感じもありません。
採水地は兵庫県神戸市中央区、硬度は113mg/Lです。
ちなみにお値段は388円とちょっとお高めです。
・TOKYO SKYTREE
その名の通り東京スカイツリーのお土産品として売っているお水です。こちらもお土産で貰いました。先ほどのnunobiki no mizu同様、タワーの形を模したボトル形状となっています。かなり細かいモールドが施されており、先端が尖っていなくても十分東京スカイツリーであることが分かります。こちらはさらに内容量が少ない245mlとなります。
この商品はRO膜処理水を使用しています。RO膜とは別名「逆浸透膜」ともいい、ろ過する前の水に圧力をかけ、RO膜を通すことにより塩類等を排除してきれいな水を作るという技術で、純水の製造にも用いられています。
また、RO膜処理をするとミネラルも取り除かれてしまうので飲用水として用いる場合には後からミネラルを添加して味を調整したものが多いです。味に関しては甘く、また少し鼻に抜ける爽やかな匂いがあります。口当たりはトロッとしていて超軟水の割にはしっかりとした口触りだと感じました。全体的に一般的な日本の天然水に似た味付けがされているように感じます。
採水地はRO膜処理水のため記載なし、硬度は11mg/Lです。
ちなみにお値段は380円と先ほど同様少しお高めです。やはり専用ボトルはコストが嵩むのだと思います。
・終わりに
今回は当初の予定を変更してご当地水をご紹介しました。このジャンルはまだ商品点数も少なく、また自分自身そこまで収集に力を入れているジャンルではないため2本のみのご紹介となりましたが今後力を入れて収集したいと思います。次回こそは比較的入手難易度の低い日本の水をご紹介したいと思います。では。
飲料水大全~企業水編~
こんばんは、rodius11です。今回から複数回に分けて僕がこれまで集めてきた飲料水について「飲料水大全」と題しまして一気にご紹介したいと思います。記念すべき一回目は会社見学や説明会などで配られる社名やロゴが入った水、いわゆる企業水のご紹介です。
・LIVEMAX
トップバッターはマンスリーマンション、ホテル等を経営するLIVEMAXの企業水です。
宿泊時にもらえる水にはペットボトルのキャップに封がしてあることが多いのですがこちらのお水もしっかりと封がされています。それでは飲んでいきたいと思います。
よくある日本の軟水といった感じで殺菌処理由来なのかムラがほとんど無い均一な味でほんのりと甘みがあります。口当たりが軽くサラサラとしています。おそらく日本人が最も飲みなれている部類の水だと思います。
採水地は岐阜県関市側島、硬度は27mg/Lです。
・AmebaWater
こちらはAmeba、グラブル、プリコネ、AWA等の様々なサービスを幅広く手掛けているサイバーエージェントの企業水です。もしかしたら別バージョンも存在するかもしれませんが確認は取れていません。こちらは少し小さなサイズのボトルで内容量は280mlとなっています。
先ほどのLIVEMAX水よりも若干硬めで鼻に抜ける香りもありますがこちらも一般的な日本の軟水です。こちらも皆さんが飲みなれた味ではないでしょうか。口当たりLIVEMAX水ほどサラサラで軽くはないですが非常に飲みやすく、またミネラルも微かに感じられる水です。
採水地は群馬県利根郡みなかみ町、硬度は記載がありませんでした。
・GooglePlay
こちらはGooglePlayの企業水でゲームのイベントで配っていたものです。こちらは手にしたことのある方もいるのではないでしょうか。先ほどのAmebaWaterより細いボトルですが高さがあるため内容量は少し多い300mlとなっています。
こちらの水はほぼ無臭で鼻に抜ける香りがありません。口当たりは先に紹介した二つよりも重くトロリとしています。こちらも飲みやすい日本の軟水です。
採水地は熊本県上益城郡御船町、硬度は記載がありませんでした。
・GREE
こちらはGREEの企業水です。中身はGooglePlay水と同じなので味については省略します。内容量、ボトル形状、製造者がGooglePlay水と同じなのでおそらくラベルのみ変更して複数の企業に企業水として提供しているのだと思われます。
・KurobeWater(東レ)
次は東レの企業水です。「KurobeWater」から分かる通りこちらは黒部市で採水された天然水を使用しています。少し変わった形状のボトルで内容量は320mlです。ラベルには企業名のほかに何やら英文が書かれていますが読む気が起こりません。
こちらもほぼ無臭です。じっくり味わってみるとほんのりと甘みがあります。口当たりは至って平均的な日本の軟水といった印象です。
採水地は富山県黒部市、硬度は42mg/Lです。
・LAC
最後はLACの企業水です。LACはITのセキュリティをメインにしている会社です。先ほど紹介した東レ水と同じボトルで内容量は320mlとなっています。
今回飲んだ企業水の中で一番硬度が低いです。鼻に抜ける匂いはlivemax水とほぼ同じですが口当たりは一番軽く溶けていくような舌触りです。甘みも強くこれぞ超軟水といった感じです。
採水地は群馬県嬬恋村、硬度は19mg/Lで今回唯一の超軟水です。
・終わりに
飲料水大全、記念すべき第一回目は企業水特集でした。今回用意した企業水はIT系の企業水が多めでしたが今度は他の業界の企業水も飲んでみたいです、別に味が変わるわけじゃありませんが。
次回はスーパーで売られているような比較的入手難易度の低い日本の飲料水をまとめたいと思います。では。
ENERGY Zシリーズ
ドラッグストアモリで購入したエナジーZというエナドリを購入したのでご紹介します。と言っても味はほとんど覚えてないので全く参考になりません、一本120円くらいだったので興味のある方はトライしてみて下さい。
このエナジーZ、3種類あるので一気にご紹介します。
エナジーZ
まずは普通のやつです。カフェイン量は80mg/本、アルギニン量は300ml/本です。味としてはよくある低価格帯エナジードリンクだな~って感じです。味の詳細についてはよく覚えていません。覚えていないということはそういう事でしょう。
強烈なアルギニン推し。カフェインよりもアルギニン推しです。てか3回も繰り返さなくていいよ分かったよ。平沢進のTwitterのプロフかよ
エナジーZストロング
続いてエナジーZストロングです。何とカフェイン量が2倍らしいです。気になるそのカフェイン量は130mg/本!2倍じゃないじゃん!!ちなみにアルギニン量は500ml/本で何気にあれだけアルギニン激推しだったエナジーZより多くて笑う。ストロングってもしかしてチンk(ry
ちなみに味関してはほとんど覚えてません。普通のよりちょっと辛かったような気がします。
何と比べてカフェイン2倍配合なのか気になりすぎて夜しか眠れません。
エナジーZシュガーフリー
よくあるシュガーフリーバージョンです。カフェイン量、アルギニン量ともにエナジーZと同じです。個人的にシュガーフリーって人工甘味料の甘さがいつまでも口に残るから苦手なんですよね。なので正直この3本の中で一番期待していませんでした。しかし意外にも後味の処理が上手く、割とスッと甘さが引いていったので驚きました。積極的に飲もうとは思いませんがタダで手に入ったら確実に飲むなって感じです。
真ん中の文字と「カラダに活力」の文字色を合わせるようにデザインされているのかと思ってましたがそうでもなかったようです。
今回は3種類を一気にご紹介しました。この方法楽でいいな
次回からはちゃんと書くはずです…たぶん。
5年間使い続けたリュックサックとお別れしました。
今回は飲み物のレビューではありません。内容はタイトルの通りです。
僕は現在高専に通っていて、今年の3月をもって卒業します。(留年しなければ)
皆さんご存じの通り高専というのは5年制です。高専は当然ですが教育機関なので授業というものが存在します。そのためこれまた当然ですが教科書や筆記用具を入れるカバンが必要になります。弊学では通学用カバンの規定はなく何を使ってもよいことになっています。極端な話紙袋でも全然OKなわけです。しかし私は幸いにも社会常識を持っていたので紙袋ではなくリュックサックを選びました。しかし貧乏性な私はリュックサックにかける出費をできるだけ抑えたかったので「ファッションセンターしまむら」という最先端ファッションが集まる一大ファッション集積地に赴き、衣服を全てスルーし、店の隅でひっそりと佇んでいた2880円のリュックサックを購入しました。ちなみに代金は母親が出してくれました。
私はそのリュックサックを背負い、意気揚々と高専に乗り込み、そしてその後の5年間ほぼ毎日彼と過ごしました。
3年ぐらい経った頃チャックのあたりに小さな破れが見つかりましたがそのまま使いました。
4年ぐらい経った頃破れはさらにひどくなり内側の布がボロボロになり教科書が黒くなり始めましたが気にせず使い続けました。
5年経った今では破れは大きな穴に成長し、少しの雨でも中の教科書が濡れ、ボロボロだった内側の布はほぼ無くなりリュックサックの内側から外が透けて見えるほどになりました。
こんな感じで満身創痍でボロボロになりつつも私の高専生活を陰で支え続けてくれた彼への感謝と無理やり使い続けた自分への戒めとしてこの記事を書きました、皆さんは程々のところで買い替えましょう。では。