コカ・コーラエナジー

皆さんどうもこんにちは、rodius11です。

さて、今回ご紹介するのはコカ・コーラエナジーです。

昨日の2019/7/1(月)に発売開始となった出来立てホヤホヤのエナジードリンクです。ついに飲料界の巨人、コカ・コーラエナジードリンク市場に参戦したという事は日本のエナジードリンク市場がかなり成熟してきたという事の証でしょう。それでは早速レビューしていきたいと思います。

 

外観について

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コカ・コーラらしい赤地に白文字のデザイン。大きく書かれた「ENERGY」の文字が目を引きます

 

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コカ・コーラらしい赤地に白文字のデザイン。大きく書かれた「ENERGY」の文字が目を引きます

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上部まで真っ赤に塗られていますがこれは塗装なのでしょうか?手間もコストもかけられています

外観はこんな感じです。他のエナジードリンクと同じく目につきやすいシンプルなデザインと派手な色遣いです。

 

味について

それではお待ちかねのお味についてです。

缶を開けた瞬間、通常のコカ・コーラとは違いすこし酸味を感じさせるような匂いがしたのでレモンや柑橘類がブレンドされているのかと思いました。

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通常のものと比べると少し色が薄いような…?


しかし口に含んだ瞬間にそのどちらも間違いだったことが判明しました。その匂いの正体とはまさかのガラナでした。

昭和30年代、日本にもコカ・コーラが入ってくるようになりこれに対抗するため清涼飲料水メーカーは全国清涼飲料協同組合連合会を発足させコカ・コーラと真っ向から張り合いました。その際に組合がコーラに対抗するために開発したのがガラナ飲料でした。しかしコーラの侵略は想像以上であっという間に市場を席巻しました。ただ、コーラの製造が比較的遅かった北海道ではガラナ飲料が一定のシェアを持ち、いまでも根強く生産されているという経緯があり日本ではガラナとコーラの間にライバル関係があります。それだけに今回のコカ・コーラエナジーガラナが使用されているという事実に驚き、感動してしまいました。ライバル同士が手を取り合うことで、新しい時代の到来を象徴しているかのようです。(オタク特有の早口)

オタクトークはこの辺にしてお味の方に話を戻します。

まず口に含んでから飲み込むまでずっとガラナの味が続きます。それ以外は特に通常のものと変わらないように感じますが砂糖控え目なのかコカ・コーラ特有の「歯がキシキシする」感じが無いのが嬉しいですね。またガラナが加わったことで少しドクターペッパーっぽい印象を受けました。

 

コカ・コーラらしさを失わずにしっかりとキャラクターを確立できていると思います。人によっては通常のコカ・コーラと変わらないと感じるかもしれませんが個人的には大幅に味を変えて破綻するよりはこのくらいでしっかりとまとめ上げる方が良いと思います。奇抜さはありませんが無難なおいしさです。ただ、ガラナの味が強めなのでドクターペッパーガラナ飲料が苦手な人は注意が必要かもしれません。

発売前から自販機の2列分ものスペースを陣取っていたのは気に入らないですが味は評価できます。個人的にはコカ・コーラガラナが和解した事が感動的なのでそれだけでも100点満点です。